2011年08月19日

古賀 茂明「官僚の責任」




「官僚の責任」
古賀 茂明 PHP新書

公式ツイッター
http://twitter.com/#!/kogashigeaki

「官僚の責任」特設サイト
http://www.php.co.jp/books/sp/kanryo.php

著者の古賀 茂明さんは

元経済産業事務官。




書籍では主に福島原発事故から政府対応の内情を

古賀さんの視点で語られています。




全編にわたって日本国の行政機関の現状と

問題提起に終始していました。



つまり、現状維持を選択した場合、やばい、と。



古賀 茂明さん、良書をありがとうございました。

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01:心を震わした名言
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今回の東日本大震災は、よりよい明日の日本を築くための契機となりうる。
いや、何がなんでも絶対にそうしなければいけない。(P225)


→諦めたら、そこで試合終了ですよ、と。

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02:共感した一文
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・政府のサービスはすべて打ち切られ、

「すべては自己責任でやってください」

と力なく言うだけだ。冒頭に述べたとおり、

それが現実になる日を今回の東日本大震災は

一気に早めたかもしれないのである。P41


→国民を統治する能力を欠如している可能性って

かなり怖いですね。



・国家公務員は、経済産業省なら経済産業省に入省すると

生涯、経済産業省の所属となる。

同じところにずっといるわけで、となると、

何より優先されるのは経済産業省の論理。

それに従って行動しなければ評価されない。

国益無視して省益確保に奔走する先輩を否定すれば、

それは省の論理と会いいれず、ハミダシモノの烙印を押される。

国民の生活向上のためにがんばっていても、

省のためにがんばっているように見えなければ、そして

結果が省のためにならなければ、けして評価されないのである。P131


→(注意)元官僚の方が出版した書籍の文章です。



・組織というものは、異質なもの同氏がぶつかりあい、

額反応を起こすことで大きな力を生み出していくものだ。

同質の者が集まっていては異質な発想は生まれす、

したがって、あらかじめ想定できる程度の成果しか期待できない。

そういう組織は確実に停滞する。P128


→効率だけを優先させてきた結果、

『流刑地にて』(カフカ)の執行機械に

限りなく近いなにかになってしまった

可能性があることを示唆しているようです。

posted by 忙しい人 at 11:39| Comment(0) | 古賀 茂明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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